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PTが同じ職場で働き続けるメリット・デメリット【8年目が正直に語る】

PTが同じ職場で働き続けるメリット・デメリット【8年目が正直に語る】

「転職せずに同じ職場で働き続けることって、実際どうなんだろう」

転職の情報があふれる中で、こういう疑問を持ったことはないでしょうか。転職ブログでは「転職すべき理由」が多く語られますが、転職しない選択にもちゃんと意味があると私は思っています。

私はデイサービスに8年間勤務している現役PTです。自分自身は転職せずに今の職場に在籍し続けています。この記事では、同じ職場で働き続けることのメリット・デメリットを、私の実体験をもとに正直にお伝えします。


同じ職場で働き続けるメリット

積み上げてきた信頼が「裁量」になる

長く同じ職場にいると、職場内での信頼が積み上がります。そしてその信頼は、仕事の裁量の広がりとして返ってきます。

私が勤めるデイサービスは株式会社が運営しており、現場の意見が比較的通りやすい組織風土があります。8年間関係を築いてきた結果、新事業の提案や小さなプロジェクトも「やってみよう」と任せてもらえるようになりました。

転職直後の「まだ信頼を築けていない」時期にはできないことが、長期在籍によってできるようになる。これは、同じ職場で働き続けることの大きな強みです。

代表・上司との価値観の一致がある

私が今の職場に在籍し続けている理由のひとつに、代表が理学療法士であることがあります。

PT経営の施設は、現場の視点やリハビリへの考え方が組織の根幹にあります。「リハビリで何を大切にするか」「利用者様にどう向き合うか」という部分で、働く側と経営者側の意見が合いやすいです。

「誰と働くか」「どういう価値観の組織にいるか」は、日々の働きやすさに直結します。今の職場でこの部分が合っているなら、それは転職してでも得たいものであり、留まる理由になり得ます。

生活・人間関係の安定

同じ職場に長くいることで、生活リズムと職場の人間関係が安定します。

転職は新しいチャンスである一方、慣れるまでのストレスも伴います。環境が変わるたびに、一から関係を構築しなければなりません。「今の職場環境が自分に合っている」と感じているなら、それ自体がとても価値のあることです。


同じ職場で働き続けるデメリット

年収の頭打ちに気づきにくい

同じ職場で働き続けることの最大のデメリットは、自分の年収が市場の相場に対してどの位置にあるか、わからなくなることです。

毎年少しずつ昇給があれば「上がっている」と感じます。でも、他の職場に転職した場合の年収と比較してみると、実は大きく差がついていた――ということは起こり得ます。

私自身も、転職した同僚と話をする中で「転職したことで年収が上がった」という話を何度か聞きました。同じ年数・同じスキルを持っていても、職場が変わるだけで収入が変わることはあるのです。

スキルの停滞リスク

同じ職場・同じ環境にい続けると、新しい刺激が入りにくくなるという面もあります。

慣れた環境は居心地がいい一方で、「この仕事をずっとこなしていれば大丈夫」という感覚が生まれやすくなります。意識的に学び続けないと、スキルが停滞するリスクがあります。

「転職という選択肢」が見えなくなる

長く同じ職場にいると、「自分には今の職場しかない」という感覚が強まることがあります。実際にはそんなことはないのですが、転職市場から離れていると、自分の選択肢がどこまであるかがわからなくなってくるのです。


転職しなくても「転職市場を知る」ことは大切

情報収集は転職のためだけではない

私が伝えたいのは「転職した方がいい」ということではありません。転職するかどうかに関わらず、市場の相場を知ることは大切だということです。

転職サービスに登録して求人を眺めるだけでも、「今の自分のスキルはどう評価されるか」「条件を上げるとしたらどんな選択肢があるか」がわかります。それは今の職場を続ける判断にも、転職する判断にも、どちらにも役立つ情報です。

「選んでいる」感覚が安心感をつくる

転職しないという選択が、**「仕方なく残っている」ではなく「選んで残っている」**であることが大切です。

選択肢を知った上で「今の職場が自分には合っている」と判断できれば、それは自信を持った選択になります。選択肢が見えていないままだと、漠然とした不安が残り続けます。

転職サービスへの登録は無料です。今すぐ転職する気がなくても、一度情報を見てみることをおすすめします。


「転職すべきか」の判断基準

同じ職場で働き続けるか、転職するかを判断するときに、私が大切だと思う基準を整理します。

留まる方が向いているケース

  • 今の職場の価値観・環境が自分に合っている
  • 信頼関係や裁量が積み上がっている
  • 管理職・新事業など、まだやりたいことがある

転職を検討した方がいいケース

  • 給与に不満があり、今の職場では改善の見込みがない
  • 職場環境や人間関係に継続的なストレスがある
  • スキルアップのための環境が整っていない
  • 「転職できない」ではなく「転職したくない」と自信を持って言えない

まとめ|「選んで残る」か「気づかず残る」かで大きく変わる

同じ職場で働き続けることは、決して悪い選択ではありません。信頼の蓄積・価値観の一致・生活の安定は、転職では簡単に得られないものです。

ただ、年収の相場を知らずにいること・選択肢が見えていないことは、じわじわとリスクになります。

転職するかどうかに関わらず、一度転職市場を眺めてみてください。「自分は今の職場を選んでいる」と確信できれば、それが一番の答えです。


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