給与・年収

デイサービス理学療法士の給料はいくら?8年目PTが実態を正直に解説

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「デイサービスのPTって、実際どのくらい給料をもらっているの?」

転職を考えている方も、今の給料が妥当かどうか確認したい方も、まず気になるのがこの疑問だと思います。

私はデイサービスに8年間勤務している現役PTです。入社時から現在に至るまでの給料の変化も含め、デイサービスPTの給料のリアルを正直に書きます。求人票には載らない手当の実態や、給料が上がりにくい理由も合わせて解説します。


デイサービスPTの平均給料の目安

月収・年収のリアルな相場

デイサービスに勤務するPTの給料は、施設によって差がありますが、おおよその目安は以下の通りです。

経験年数月収の目安年収の目安
1〜3年目18〜22万円280〜330万円
4〜7年目20〜25万円300〜380万円
8年目以上22〜28万円330〜420万円

私自身の経験でいえば、入社時の年収は約300万円でした。8年間働いて、現在は350万円前後です。

「8年でそれだけ?」と思う方もいるかもしれません。正直に言うと、デイサービスの給料は年数を重ねても大きくは上がりにくい構造があります。この点については後ほど詳しく説明します。

「月収20万あれば良い方」という感覚

デイサービス勤務のPTの間でよく聞く感覚として、「月収20万あれば良い方」というものがあります。

これは地域差・施設差もあるのですが、基本給だけを見ると低めに設定されている施設が多く、各種手当を合算してようやく20万円前後になるケースが少なくありません。

求人票に「月給◯◯万円〜」と書かれていても、その金額には処遇改善手当やその他の手当が含まれていることがあります。基本給がいくらなのかは、必ず確認すべきポイントです。


デイサービスPTの給料の内訳

手当の種類が多い

デイサービスのPTの給料は、基本給だけでなくさまざまな手当で構成されています。主な手当の種類を整理します。

よくある手当の種類

  • 資格手当:理学療法士の資格に対する手当(1万円前後が多い)
  • 役職・主任手当:リーダーや主任職に就いている場合
  • 調整手当:施設によって名称・金額がさまざま
  • 処遇改善手当:介護職員処遇改善加算に基づく手当(介護施設特有)
  • 通勤手当:交通費の支給

処遇改善手当とは

介護施設に勤務するPTに特有の手当として、処遇改善手当があります。

これは国の介護職員処遇改善加算という制度に基づくもので、介護現場で働くスタッフの処遇を改善するために設けられた手当です。デイサービスなどの介護施設に勤務するPTは、この手当を受け取れる施設が多くあります。

一方で、病院勤務のPTにはこの手当はありません。処遇改善手当の分だけ、介護施設のほうが月収が高く見える場合もあるため、比較するときは注意が必要です。

ボーナスの実態

ボーナスの支給額は施設によって大きく異なります。

デイサービスの場合、年2回・合計2〜3ヶ月分が多い印象ですが、法人の規模や経営状況によっては1〜1.5ヶ月分にとどまる施設もあります。

求人票に「賞与あり」とだけ書かれていて金額が不明な場合は、見学や面接時に「昨年度の実績ベースでどのくらいでしたか?」と確認するのをおすすめします。


他の職場と比べてどうか

職場別の年収比較(目安)

デイサービスPTの年収を他の職場と比較すると、以下のような傾向があります。

職場年収の目安デイサービスとの差
急性期病院380〜480万円やや高め〜高め
回復期病院360〜440万円同水準〜やや高め
外来クリニック320〜400万円同水準
介護老人保健施設(老健)380〜460万円やや高め
訪問リハビリ380〜500万円件数次第で高め
デイサービス330〜420万円

※地域・施設・経験年数によって大きく異なります

老健への転職で条件が上がったケース

私の同僚に、リーダー経験を活かして老健へ転職した方がいます。転職時に管理職経験を交渉材料にしたところ、月収が5万円アップしたというケースがありました。

デイサービスでリーダー・主任を経験している方は、転職先で評価されやすい経験を積んでいます。「年収を上げたい」という目的であれば、転職は最も直接的な手段のひとつです。


デイサービスの給料が上がりにくい理由

収入が国の制度に縛られている

デイサービスの給料が上がりにくい最大の理由は、施設の収入が介護報酬という国の制度で決まっていることです。

利用者様にどれだけ丁寧なリハビリを提供しても、施設が受け取れる介護報酬の単価は国が決めており、変えることができません。施設の収入が頭打ちになれば、PTの給料も上げにくくなります。

年数を重ねても昇給幅が小さい

デイサービスを含む介護施設では、年功序列的な昇給の仕組みが小さい施設が多い傾向があります。

「頑張れば給料が上がる」というよりも、「役職に就かないと大きくは変わらない」という構造が一般的です。私自身、入社時300万円から8年間で350万円程度と、昇給幅は決して大きくありませんでした。


デイサービスPTが給料を上げる3つの方法

① 管理職・主任職を目指す

最も現実的な方法のひとつが、管理職や主任職に就くことです。

役職手当がつくことで月収が数万円上がるケースがあります。また、管理職経験は転職時の交渉材料にもなります。「今の施設でキャリアを積みながら給料を上げる」という方向性として有効です。

② PT経営のデイサービスへ転職する

私が注目しているのが、理学療法士が経営しているデイサービスへの転職です。

PT経営の施設は、リハビリの成果が直接評価されやすい環境が整っています。「成果を給与や賞与に反映させる仕組み」を持っている施設も存在し、頑張りが収入に繋がりやすい働き方ができます。

「今のデイサービスで頑張っても給料が変わらない」と感じている方は、PT経営の施設を選択肢に加えてみる価値があります。

③ 老健・訪問リハビリへ転職する

年収を明確に上げたいなら、老健や訪問リハビリへの転職が最も直接的な手段です。

特に老健は、デイサービルと業務感覚が近く、転職しやすい施設のひとつです。管理職経験があれば条件交渉がしやすく、私の同僚のように月収が大きく上がるケースもあります。

訪問リハビリは件数に応じた給与体系の施設が多く、経験を積めば収入を増やしやすい一方、一人での判断が多くなるため、経験年数3年以上を目安に検討するのがおすすめです。


まとめ|給料の現実を知った上で次の一手を

デイサービスPTの給料の目安と実態を整理します。

  • 月収の目安:20〜25万円(経験年数・施設による)
  • 年収の目安:330〜420万円
  • 上がりにくい理由:介護報酬による収入の頭打ち・役職なしでは昇給幅が小さい
  • 上げる方法:管理職・PT経営デイサービス転職・老健・訪問リハビリへの転職

「今の給料が妥当なのか」「転職すれば上がるのか」を確認するためには、まず転職サービスに登録して市場の相場を見てみることをおすすめします。登録・相談は無料で、求人を眺めるだけでも自分の価値がわかります。


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